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Webマーケテイング戦略で活用できるフレームワーク|失敗しないためのコツとは?

 
Writter:LCT 編集部
2023.03.30
Webマーケティング戦略を立てる

「Webマーケテイング戦略って何?」
「Webマーケティングってどうしたらいいのかわからない」

このような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。

今の時代、商品やサービスなどを効率的に売るためには必ず「Webマーケテイング戦略」が欠かせません。

ぜひこの記事を読み、まずはWebマーケテイング戦略とはどのようなものなのか少しでも伝われば幸いです。

Webマーケティングとは

Webマーケティングとは

「そもそもWebマーケテイングって何かわからない」という方もいるでしょう。

マーケテイングとは、商品やサービスを提供し成約までの流れのことを言います。

もう少し簡単に説明すると「商品やサービスが売れる仕組みをつくること」と考えていいでしょう。そのため事前に市場調査をすることや、商品の開発から販売までの一連の流れにマーケティングは欠かせないのです。

それをインターネット上で行ったものを「Webマーケティング」と呼びます。

デジタルマーケティングとの違い

では、デジタルマーケティングとの違いはなんでしょうか。

簡単に言ってしまうと、デジタルマーケティングの範囲の一部をWebマーケティングで扱っている点にあります。そのため、デジタルマーケディングの方が扱う範囲が広いことが特徴です。

デジタルマーケティングとはオンライン上に存在するありとあらゆるマーケティング活動のことを表すのに対し、WebマーケティングはWeb上だけのマーケティング手法なのです。

Webマーケティングの主な種類

Webマーケティングの主な種類は以下のとおりです。

  • Web広告
  • SEO対策
  • メールマーケティング
  • SNSマーケティング
  • アフィリエイト

このように、さまざまな種類の方法があります。

Webマーケティング戦略で失敗しないためのコツ3選

Webマーケティング戦略で失敗しないためのコツ

ではどのようにしたらWebマーケティング戦略で失敗しないのかをみていきたいと思います。失敗しないためには、下記のコツを抑えておくといいでしょう。

  1. KGIとKPIを明確にする
  2. マーケティングファネルを理解する
  3. 成約までの導線設計を明確にする

では、順に解説してきます。

1.KGIとKPIを明確にする

KGIとは「Key Goal Indicator」の略であり「重要目標達成指標」と呼びます。さらにわかりやすく言うと「〇〇年までに利益を◯%向上させる」など、企業が目指す最終的な数値目標のことを言うでしょう。

一方KPIは「Kye Performance Indicator」の略であり「重要目標達成指標」と呼びます。KPIはKGI達成に向けて行う上で必要となる施策、過程を見る指標です。

KGIとKPIを設定することで、ビジネスの進捗を可視化でき、目標達成への改善策や対応を取りやすくなります。

2.マーケティングファネルを理解する

マーケティングファネルとは、マーケティングの考え方の一種であり、消費者の購入までの行動過程を段階的に分けたフレームワークの一つです。

図にすると、ピラミッドが逆になったものを想像するとわかりやすいでしょう。

一般的にこのファネルは四段階に分けることができ、下記の段階で考えられます。

  • 認知
  • 興味・関心
  • 比較・検討
  • 購入

マーケティングファネルをよく理解して、消費者の一連の購買プロセスの中のどこに問題があるのかを浮き彫りにすることで、適切な施策が行うことができるでしょう。

3.成約までの導線設計を明確にする

最後に失敗しない3つ目のコツは、成約までの導線設計を明確にすることです。

最終的な販売ばかりに目がいきがちですが、それまでの流れを丁寧にみていくことも必要でしょう。1つひとつの工程を見て、問題があるところを改善していくことが大切なことだと思います。

Webマーケティングにおけるフレームワークとは

Webマーケティングにおけるフレームワーク

Webマーケティングにおいてフレームワークとは、共通して持つことができる考え方や意思決定、分析、問題解決などさまざまな枠組みのことを指します。

それぞれ扱う目的が異なりますので、目的によって使い分けることが大切です。ここでは、下記3つの目的に沿ってご紹介します。

  • 現状分析と課題を明確にする
  • 企画提案の内容を考える
  • 実践で活用する

上記について、それぞれご紹介していきます。

現状分析と課題を明確にするフレームワーク

Webマーケティング戦略を始める時は、ここで紹介するフレームワークをいくつか使って現状分析をした方が良いでしょう。

3C分析

3C分析とは、以下の略を指していいます。

  • 競合他社(Competitor)
  • 顧客(Customer)
  • 自社(Company)

それぞれの関係をはっきりさせ、顧客のニーズと自社の特性を明確にするためのフレームワークとなります。

PEST分析

PEST分析とは、下記の外的要因を分析するためのフレームワークです。

  • 政治(Politics)
  • 経済(Economy)
  • 社会(Society)
  • 技術(Technology)

この分析を行うことで、市場のニーズや変化の把握がしやすくなります。

企画提案の内容を考えるフレームワーク

自社の分析をした後は具体的な企画を考えていくといいかと思います。

ここでは代表的な3つのフレームワークを見ていきましょう。

4C分析

  • 顧客価値(Customer Value)
  • 顧客が費やす費用(Cost)
  • 顧客の利便性(Convenience)
  • 顧客とのコミュニケーション(Communication)

4C分析は、上記4つの頭文字からきています。この分析では買い手(顧客)の視点に立ち、マーケティングへと活用する分析方法です。

4P分析

製品(Product)
価値(Price)
流通(Place)
販売促進(Promotion)

上記の略を4P分析と呼び、売り手(企業側)の視点に立ってマーケティングへと活用します。

STP分析

  • セブメンテ―ション(Segmentation)
  • ターゲティング(Targeting)
  • ポジショニング(Positioning)

上記の略をSTP分析と言います。

「4C分析」「4P分析」よりも詳細に分析できるフレームワークとなっており、市場を細かく分析できるため全体を把握しやすくなるでしょう。

実践で活用できるフレームワーク

マーケテイング分析をし、行った戦略が問題ないかを見直し改善することが必要です。そこで、近年注目されているフレームワークをご紹介していきます。

PDRサイクル

  • 準備(Prop)
  • 実行(Do)
  • 評価(Review)

上記の略からきており、早いスパンでサイクルを回せることが特徴です。

他にも「PDCAサイクル」という手法が有名ですが、実はPDCAサイクルが提唱されたのは第二次世界大戦後の手法のため、今の時代には合わなくなっているとされています。

「PDRサイクル」は変化や予期せぬトラブルが起きてもすぐに対応できるというメリットがあり、今の時代にマッチしていると言えるでしょう。

Webマーケティング戦略を考える際のポイント3選

Webマーケティング戦略を考える際のポイント

Webマーケティング戦略を考えるに当たって重要なポイントが3つあります。

  1. 顧客のベネフィットを考える
  2. フレームワークに頼りすぎない
  3. 仮説検証と改善を考える

上記について、詳しく解説していきます。

1.顧客のベネフィットを考える

顧客にとってのベネフィットを考える事がとても大切なことです。

顧客が商品やサービスを購入するのは何か問題があり、それを解決したいためでしょう。しかし購入しても解決できないとわかると、顧客のベネフィットがないため購入をしない可能性も考えられます。

そのため、まずは顧客のベネフィットを考える必要があります。

2.フレームワークに頼りすぎない

フレームワークを活用して戦略を立てることはとても良いことではありますが、フレームワークに固執してしまうと作業がストップする場合があるでしょう。

フレームワークはWebマーケティングにおいて全体像を知り、どのステップで対策をすべきか把握するための型となります。

そのため、もしステップ通りに進められなければ、いざという時の応用ができません。フレームワークを参考にしつつ、それを応用することが大切なのです。

3.仮説検証と改善を考える

Webマーケティングではどのような商品やサービスが売れているのか、どれがあまり売れていないかなどを常に考え改善していくことが大事なことです。

このように検証をして改善を繰り返すことで顧客のニーズとも合致し、間違った仮説を立ててしまう事やリスクを減らすことができるでしょう。

まずは仮説を立て、検証を繰り返すことが大切なことだと思います。

Webマーケテイング戦略の立て方4ステップ

Webマーケテイング戦略の立て方

Webマーケティング戦略の立て方を4つのステップに分けてみていきましょう。

  1. ターゲット層を決める
  2. 競合をリサーチする
  3. 自社の強みと課題を考える
  4. 優先順位を決める

それでは、順に紹介します。

1.ターゲット層を決める

まずどのような人に自社の商品を届けたいのかを決めることが必要です。

ターゲットを決め、できるだけ細かく設定します。

例えば、下記のような内容が挙げられます。

  • 年齢
  • 性別
  • 住んでいる地域
  • 仕事内容
  • 家族構成
  • 趣味など

このように絞り込んでいくと、どのような人に届けたいのか明確になるでしょう。

ターゲットに向けて商品を紹介していくことで、実際に対象となる人の心に刺さり、その商品を購入してくれる可能性が高くなるのです。

2.競合をリサーチする

Webマーケティングで次に重要になるのが競合他社のリサーチです。

同じような商品を売っている企業に、ユーザーの立場にたって情報収集をします。

それによりどのようなところに重きを置いているのか、どのような売り方をしているのかなど参考になるところがあるのではないでしょうか。

多くの情報を集めて、競合企業よりも売れるように戦略を立てていくと良いでしょう。そのためにも、まずは競合リサーチを徹底することが大切です。

3.自社の強みと課題を考える

実際に商品を売りながら自社の強みと課題を考える必要があるでしょう。

どのような点に魅力を感じ購入をしてくれているのかなどを知るために、口コミサイトやSNSで調べてみるのも良いかと思われます。

それにより出てきた強みと課題を考え、さらに良い商品を効果的に売っていく方法を考える必要があるのではないでしょうか。

日々研究を続けていく中で良い商品を、さらに良い売り方が見つかるのではないかと思います。

4.優先順位を決める

自社の強みと課題がはっきりしてくれば、どのような方法でユーザーに商品情報を発信していくかを考えていきます。

ここで注意したほうがいいのが、優先順位をつけることです。

もしも思いついたように情報を発信してしまうとユーザーも情報が整理できず困ってしまうでしょう。そのため、どのような情報をどの順番で発信していくのか、最初に決めておくことが大切です。

Webマーケテイング戦略の分析に活用すべきツール3選

Webマーケテイング戦略の分析に活用すべきツール

Webマーケティング戦略を立てる上で欠かせないのが次の3つのツールになります。

  • Googleアナリティクス
  • Googleサーチコンソール
  • Ptengine

それぞれ、具体的にご紹介します。

1.Googleアナリティクス

ユーザーの行動を理解し深めることができるツールになります。

具体的に、自社のサイトに何人の人が訪問してきたのか、どのサイトから来たのか、どのページに初めに来たのかなど、細かな測定が可能です。

そのため、その情報を基にさらにユーザーが訪問してくれるような戦略を立てることができると思われます。誰でも簡単に使えるツールとなりますので、一度試してみてもいいのではないでしょうか。

Googleアナリティクス

2.Googleサーチコンソール

次にGoogleサーチコンソールですが、どのような動きをして自社サイトにたどり着いたのかなど訪問前の流れを測定できます。

たとえばどのようなキーワードを検索しているのか、SEOにおいて特化したデータを分析できるのです。また自社サイトが正常にGoogleに認識されているのかがすぐにわかるツールでもあります。

Googleアナリティクスと一緒に登録をしておくといいのではないでしょうか。

Googleサーチコンソール

3.Ptengine

PtengineはヒートマップでWebページ単体のユーザー行動を分析できます。WebページだけでなくLPなども利用できるため、使っている人が多いのではないでしょうか。

また離脱したページがわかることで、どこを改善したらいいのかがすぐわかるツールだと思われます。

GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールなどの解析やレポートも作成できる、Webマーケティングに万能なツールとも言えるのではないでしょうか。

Ptengine

まとめ

Webマーケティングとは商品やサービスを、提供してから成約するまでの流れのことを言います。そのためにさまざまな工夫を凝らし、分析していくことをWebマーケティング戦略といいます。

Webマーケティングで失敗しないようにポイントを押さえ、メリットとデメリットを知った上で戦略を立て直すとそのたびにいいサイトになっていくでしょう。

今までWebマーケテイングを知らなかった方も、今まさにWebマーケテイング戦略をしているかたにもWebマーケテイング戦略とはどのようなものなのかが少しでも伝われば幸いです。

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