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ホーム » コラム » 中小企業のホームページの運用改善アイデア » ホームページのファーストビューを改善しよう
目次
山田修史です。
福岡市のホームページ制作会社の株式会社リクトに所属して、ホームページの運用のアドバイスやサポートをやっています。
今回は、お客様のアンケートをつかってホームページのファーストビューを改善するお話。
ファーストビューとは
ホームページに訪問したユーザーの画面(パソコンやスマートフォン)に最初に表示されている範囲です。
スクロールをしない状態でみえている内容。
最初に見てもらえる箇所だからこそとても大事な場所です。
お客さまの声をヒントに、ファーストビューの部分改善を考えてみましょう。
ユーザーはファーストビューの内容をみて、スクロールをして下に書かれている内容を確認するかを3秒で判断します。
たった3秒で表示されたページの内容が、ユーザー自身にとって役にたつのか、たたないかのを判断されてしまいます。
パソコンやスマートフォンで、ご自身のホームページを開いてファーストビューの確認をしてみましょう。
最初の画面が出て3秒で、ユーザーにとって必要なサイトとだと判断してもらえるような内容になっているでしょうか?
最初に開いたページの内容にもよりますが、
ホームページの場合は40~60%くらいのユーザーが離脱します。
ランディングページの場合は70~90%くらいのユーザーが離脱します。
アクセスがあるのにお問い合わせが少ないか、まったくない。
このような状況は訪問してくれたのに、ほとんどがすぐ帰ってしまっています。
スクロールしてもらえさえすれば、商品やサービスの良さがわかってもらえるはずなのに、スクロールをして見てくれない人が多い事実を知っておきましょう。
ファーストビューで離脱する人を減らすことで、お問い合わせを増やすことが期待できます。
どうしたら下へスクロールをしてもらえるのでしょうか?
たった3秒で表示されたページの内容が、ユーザー自身にとって役にたつものだと伝えることです。
ホームページにたどり着いたユーザーは、
と不安になっています。
その不安を解消できるようにしないといけません。
不安を打ち消すために、考えていろいろ改善してみたもののあまり効果がなかったということもあります。
そのような時は、ユーザーの気持ちよりも、商品やサービスの打ち出したいことだけになっていませんか?
事業者が思っている商品やサービスの良さと、ユーザーが考える商品やサービスの良さがズレていることも多いです。
そのような状態をプロ化といいます。
その道のプロフェッショナルなので商品やサービスについて詳しくなればなるほど、ユーザーの思っていることがプロからしたらあたりまえすぎて、わからなくなっていることがあります。
ユーザーの考えていることがわからないのであれば、ユーザーに聞いてみるのがシンプルで一番効果的です。
具体的な事例をご紹介できるように、クライアントさんに許可をいただきました。
ご協力いただいたのは、日東防疫株式会社さまです。
・害虫駆除
・有害獣駆除
・HACCPコンサルティング提案
などの事業を西日本地域で展開。
駆除をしたお客さまに「A4」1枚アンケートを実施されています。
対象のページはTOPページではないですが、最初に見られやすいページです。
下層ページでも、TOPページと同じように、画像での訴求をいれることにしました。
改善前
改善後
ファーストビューにて
・画像での訴求
・ユーザーの悩み
・悩みの解決方法
・不安対策
・信頼できる情報
がパッと見て把握できるようにしました。
お客様アンケートを活用して改善しています。
活用方法の1例です。
アンケートにあった回答から、以前頼んだ業者では効果がなかったことをなやまれていたので、再発防止をすることをアピール。さらに、依頼の決め手になった3年保証で万が一再発した場合も対応することをファーストビューでアピール。
実際には、複数枚のアンケートを使用してファーストビューの作成をしています。
その結果、お問い合わせ数がアップしました。
ファーストビューを改善して、下にある情報をユーザーに見てもらうことでお問い合わせをアップすることがきます。
ユーザーの求めている情報が最初に見られる範囲に、3秒で把握できるようになっているのか確認してみましょう。
事例でもあげたように、最初に見られるページがTOPページとは限りません。
Googleアナリティクスのランディングページの項目で、最初によく見られるページをみつけて、ページごとに改善をしてみましょう。
その際に、PCとスマホで別々に確認をしてどちらでも必要な情報がみえているのか確認をしましょう。
この情報があなたのホームページや集客の改善につながればとてもうれしいです。
『「A4」1枚アンケート』と「マンダラ広告作成法」のセミナーや研修、ホームページの運用サポートのご相談もお待ちしています。
ご参考になればと思います。
書いた人:山田修史
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