
山田修史です。
福岡市のホームページ制作会社リクトに所属してホームページの運用のアドバイスやサポートをやっています。
また、「A4」1枚アンケートのアドバイザーとして、お客様の声をホームページの運用に活用しています。
以前、お問い合わせが来ている塗装会社のホームページの特徴という記事を書きました。
お問い合わせをしているユーザーが見ているページのランキングです。
1位 TOP
2位 お問い合わせ
3位 会社案内
4位 施工例(お客様の声)
5位 ブログ(現場日記)
6位 コラム
7位 よくある質問
8位 おススメの塗料の種類
9位 料金表
10位 施工の流れ
となっており、お客様の声のページはお問い合わせ前によく見られていることがわかると思います。
お客様の声のページは更新をしている会社さまも多いと思いますが、7位のよくある質問は、更新されていますでしょうか?
今回は7位のよくある質問に、注目してみましょう。
よくある質問は、本当によくある質問?
そもそもその質問を聞かれることがありますか?
ほとんどの会社様は、ホームページを公開してから更新されたことがないのでは?
他社の質問ページの設問を参考にしたり、ありきたりな質問だったりしませんか?
よくある質問は、育てていけるページで、独自性を出しやすいページです。
ライバル会社のよくある質問ページと似たような感じになっていませんか?
よくある質問ページを更新していますか?
ホームページ制作後はあまり重要視されないページですが、お問い合わせをするユーザーはよくある質問ページを見ている人が多いです。
お問い合わせを増やすためにも、よくある質問ページの充実や、動線などの改善と運用が必要です。
お客様が購入や申し込み時に不安に思っていることを活用しよう
お客様が購入や申し込み時に不安に思っていることの解決できる答えを、同じように不安に思っている人へ伝えることで購入や申込への後押しになります。
おススメなのが「A4」1枚アンケートという販促手法。
商品やサービスのファン(お客様)の購買行動がわかるアンケートです。
「A4」1枚アンケートのQ3の設問は、購入や申込に至る前の不安やリスクを言語化できる設問です。
Q3:(商品名)を知ってすぐに購入しましたか? もし購入しなかったとしたら、どんなところが不安になりましたか?
よくある質問を確認しているお客様は、購入や申込の一歩手前にいます。
問題が解決できれば購入や申込をしてくれるのでしっかりを誘導できるのようにしましょう。
SEO的な観点からも充実が必要
最近のGoogleは、ホームページの信頼性を重要視しています。
よくある質問とは、お客様にホームページを信頼してもらうために必要なページです。
商品やサービスの懸念点が解決できているかをGoogleから見られています。
他社よりも充実していればきっと親切で信頼のおけるホームページの印象をうけるでしょう。
専門的な話になりますが、Googleはよくある質問(FAQ)専用にFAQ構造化データを用意しています。
よくある質問ページをこのFAQ構造化データに対応することで検索結果の表示されるリンクをふやしたり、Googleがホームページの内容の理解をするための手助けになるはずです。
最近のSEOで出来る、技術的な施策になります。
よくある質問ページを充実させているのであれば、FAQ構造化データに対応させることを検討してみてもよいかもしれません。
まとめ
よくある質問ページはほったらかしにされがちなページですが、意外と重要なページだと思っていただけたでしょうか?
しかしゴールに誘導できるよくある質問の質問を、考えるのはなかなか難しいです。
買ったことがある、利用してくれたことがある実際のお客様に聞くことでリアルな感情の悩みがわかりますので、積極的にお客様にきいて設問を増やしていきましょう。
アンケートだけでなく、普段の会話の中から質問されたことはメモなどをして、ホームページに反映していきましょう。
この情報があなたのホームページの改善につながれば幸いです。
著者
株式会社リクト プランニング部 マネージャー
山田 修史
保有資格
WACA 認定 上級ウェブ解析士
「A4」1枚アンケート広告作成アドバイザー
書籍掲載実績
事例掲載
電子書籍共著
自社サイトをコストで終わらせないために ウェブ解析士の事例発表集(13)
自社サイトをコストで終わらせないために ウェブ解析士の事例発表集(35)