
山田修史です。
福岡市のホームページ制作会社リクトに所属してホームページの運用のアドバイスやサポートをやっています。
私は3児のパパです。
休日に子どもと出かけるときにいろんな店舗や施設のホームページを検索しますが、お店によって「読み手のニーズを満たしている・いない」に大きな差を感じることがあります。
これは店舗への集客にかなり影響します。
今回は私が親という立場で実体験をもとに、
・人はどのような心理でお店を探すのか
・その際、ホームページはどうあるべきか
この2点について書きたいと思います。
目次
- パパは子どもに体力がついて考える力がつく習い事を習わせたい
- ボルダリングジム探しから体験までの流れ
- ボルダリングジムを検索
- ボルダリングジムを比較
- ホームページを見てでてきた疑問
- 体験するボルダリングジムを決定
- 妻の承諾と子どもたちの確認
- ボルダリング体験
- Web屋さん目線のまとめ
パパは子どもに体力がついて考える力がつく習い事を習わせたい
いろいろ習い事ジャーニーをして長男は野球教室、長女はピアノ教室に今は落ち着いています。
*2018年9月時点
体力がついて・考える力もついて・子どもがやりたいと思ってもらえそうな習い事を考えていたら、テレビやネット記事でボルダリングに出会いました。
オリンピックの種目になったりして認知度もあがっているスポーツクライミングです。
街中にもボルダリングのジムなどもちょこちょことできています。

わたし:「壁を登るボルダリングというスポーツあるけど体験してみる?」
子ども達:「やりたい!」
元気よく返事があったので、まずは体験させることになりました。
前置きが長くなってしまいましたが、小学生が体験できるボルダリングジム探しの本題です。
ボルダリングジム探しから体験までの流れ
小学生が体験できるボルダリングジムあるのかな?というところからスタート。
ボルダリングジムを検索
職場の休憩中にパソコンを使って検索。
今回は条件にあうジムを探すのでキーワードは「ボルダリング」1語ではなく4語つかいます。
Googleの検索窓で
「ボルダリング 小学生 体験 福岡市」
検索結果にボルダリングジムがいろいろ出てきました。
小学生がOKかどうか?検索結果からわかるところもあればわからないところもあります。
さらに子どもが通うとなれば通いやすいところでないといけません。
家や職場の近くかなと読み取れるボルダリングジムのホームページを上から順番に開いていきました。
ボルダリングジムを比較
実際に体験するときや、その後の通うときのことを想定してみていきました。
- 小学生ができるのか?
- 子どもが安全に通えるのか?
- 体験のみでもいいのか?
- 小学生用のスクールとかやっている
- ついでにパパもやりたい
など
ホームページを見てでてきた疑問
条件にあてはまるホームページを見ていると
・ビジターって用語はなんだろう?
・体験ってかいてないところもある
・親の付き添いが必要なのか、スタッフがみてくれるのかよくわからない
・登録が必要なのか?
・費用が総額いくらなのかよくわからない
・校区内にないから平日通わせるとすると職場近くの方がいいのかな?
・厳しめの先生だと子どもたちが嫌がるから先生やスタッフはどんな人たちだろう
など最初に思っていなかった疑問が出てきました。
3つほどにホームページを絞って、出て来た疑問を解消できる答えがありそうなページをくまなく見ていきました。
体験するボルダリングジムを決定
ホームページだけではすべての疑問が解決できなかったので最後は電話で質問をして決定
そこに決めた理由は
- 新着情報にジュニアスクールの生徒募集があったから
- 長男より低学年の子がやっている写真があったから
- 楽しそうな写真があったから
- 電話での対応が良かったから
- 職場の近くだったから
- 予約が必要なかった
です。
ちなみに決めたボルダリングジムは、大名にあるブラボークライミングさんです。

妻の承諾と子どもたちの確認
LINEでホームページのURLを送ってみてもらい無事OKをもらう。
気分でいうことが変わる子どもたちに、スマホでホームページを見せて最終確認もOK。
ということで体験に行くことになりました。
ボルダリング体験

小学生以下の子供につき親が一人付き添わないといけません。
子どもが3人いるとふたり同時にできないので、パパが長男と長女を交代で見る感じになりました。
はじめてであることを告げてルールや注意事項をきいて実際に体験。
室内は人も多く、子どもの利用者もいて人気が高くなっているスポーツだなと実感しました。
Web屋さん目線のまとめ
ちょっと長くなりましたが小学生の子どもにボルダリングを体験させた流れです。
検索をして来店するまでに、たくさんのポイントがありましたね。
ホームページの運用ではお問い合わせをしてくる人の気持ちの流れを知ること、または想像することが大事です。
たくさんのポイントを漏れなく網羅できているかというのがホームページには必要です。
今回のように来店型やお問い合わせ型の事業やサービスであれば
- どんな願望や悩みや欲求があるのか?
→どんな人が商品やサービスを、よろこんでくれるのかを考える。
- どんなキーワードで検索をするのか?
→キーワードに対応した必要な情報を考えることが出来る。 - そのキーワードで検索結果にでるのか?
→できれば1ページ目に表示されるように情報を充実させる。 - 検索結果に必要最小限の情報がでるようにしているのか?
→検索結果に表示される情報が検索キーワードの願望、悩み、欲求が解決できそうと思ってもらうのが大事。 - 探している情報がホームページ内にあるのか?
→検索キーワードの願望、悩み、欲求が解決できる十分な情報量があるのかが大事。 - 他社と比較されたときに特徴が伝わるのか?
→他社との違いが明確になっていて、自社が得意なことを伝えられているかが大事。 - 閲覧者の不安や疑問などを解消できているか?
→知ることであらたな不安や疑問がでてくるので解消できる情報をつたえる。 - 雰囲気がわかるようになっているのか?
→文字だけでは伝わらない情報を写真や動画でつたえることが必要。 - 閲覧している人だけでなく決裁者にも伝わるようになっているのか?
→必ずしも閲覧している人が決定するわけではないのでその為の情報を入れる。 - PCだけでなくスマートフォンにも対応しているのか?
→閲覧する場所やタイミングでPCやスマホで見る事を想定しておく。 - お問い合わせ方法が、わかりやすくなっているのか?
→閲覧者にとって利用しやすいお問い合わせ方法を用意。
など閲覧者を意識したホームページになっているかが大事です。こういったポイントをおさえてホームページの運用をやっていきましょう!