2026.03.16 メルマガ

なぜSNSはあなたの「好み」を当てるのか?AIが評価するエンゲージメントの正体

SNSのおすすめ表示アルゴリズムとエンゲージメント指標(いいね・コメント・保存・再生数)をデータ分析で可視化したイメージ

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SNSが世の中に普及してから久しいですが、YouTubeやInstagramのようなSNSを見ていると、ついクリックして詳細を確認したくなる世の中のニュース、笑ってしまうようなおもしろい動画を見つけて、いつの間にか時間が過ぎていた…ということはありませんか?

それはどのSNSにもある「エンゲージメント」という指標を元に、AIがあなたが反応しそうな投稿を判断しおすすめに表示しているからです。

今回は、SNSの「エンゲージメント」という概念を、初めての方にもわかりやすく、そしてなぜ今これが世界中で重視されているのか、その理由を解説します。

そもそも「エンゲージメント」とは何か?

「エンゲージメント」という単語を辞書で引くと、様々な意味がありますが、共通しているのは、「特定の相手と深く結びついている状態」を指すということです。

SNSの世界においても、意味はほぼ同じです。

その投稿を見た人が「どれだけ心を動かされ、具体的なアクションを起こしたか」という「反応の密度」を指します。

これを、町の広場での「演説」に例えてみましょう。

閲覧数: 広場の前を通り過ぎる1,000人の人が、一瞬だけ演説者の姿を視界に入れた状態。

エンゲージメント(反応): そのうちの数人が足を止め、演説を聞き、最後に「良かったよ!」と拍手をしたり、質問をしたり、握手を求めたりする状態。

また反応の仕方(アクション)も違います。

単に足を止めただけの人、話を遠くから聞いている人、近づいて写真を取っている人、柵の目の前にまで行って応援している人、質問まで投げかけている人…etc

反応の仕方によって、その人の好感度や見たものに対する態度がわかりますよね。

それと同じようなことをSNSのAIは行っています。

そして今の時代、1,000人に見られることよりも、「10人としっかり握手をする」ことの方が、価値が高いと考えられています。

SNS上の「アクション」の種類

では、具体的にどのような行動が「エンゲージメント」と呼ばれるのでしょうか。代表的な3つのアクションをご紹介します。

「いいね!」(共感の拍手)

一番手軽な反応です。「その通りだね」「いい写真だね」というポジティブな意思表示です。

「コメント」(対話の始まり)

投稿に対して自分の意見や感想を書き込むことです。これは「一方通行の放送」が「双方向の会話」に変わる瞬間であり、非常に熱量の高いアクションです。

「シェア・リポスト」(情報の紹介)

「これは素晴らしいから、自分の友人にも教えたい!」と、自分の掲示板にその投稿を転載することです。これはいわば「口コミ」のデジタル版であり、最も信頼が伝播する行動です。

これらの合計が多ければ多いほど、「その投稿には価値がある(エンゲージメントが高い)」と判断されます。

SNSによっては「保存」や「維持率」(どのくらいの時間その動画を見ていたか?)といった指標もあります。

なぜ「数」よりも「質」が重要なのか?

かつての広告(テレビや新聞)は、「いかに多くの人の目に触れさせるか」という数が勝負の世界でした。しかし、SNSの登場でそのルールは一変しました。

なぜなら、現代は情報が溢れすぎており、人々は「自分に関係のない広告」を無意識に無視するようになっているからです。

例えば、あなたが新しい趣味で「カメラ」を始めようと思ったとき、どちらの意見を参考にしますか?

A:有名人が出ている、100万人が見ている華やかなCM

B:カメラが趣味の10人が「これは使いやすい!」と熱心に語り合っているSNSの投稿

多くの方が「B」に信頼を感じるはずです。

このように、「少人数でも、深く信頼し合っている集団(=高いエンゲージメント)」が生み出す影響力は、今の社会において非常に大きな経済的・心理的な価値を持っているのです。

また最近はAIの発展と台頭が著しいですが、AIのおかげで投稿されている内容はなにか?という内容の理解も極めて高精度になりました。

最近はChatGPT等のAIに画像を出して欲しいと言ったら、本物と区別がつかないほどの画像を出してくれますが、逆に言えばAIは人間の投稿を当然理解しているということですよね。

先程、エンゲージメントにも種類があると説明しましたが、ここで反応の違いが出てきます。

AIはその人にあわせておすすめの投稿を表示してくれますが、それはあなたがどんな投稿に反応したかを元に表示されています。

例えばYouTubeですが、最近のYouTubeは「どれだけその動画を長く見たか?」を一番重要な指標にしています。

10秒よりも1分

1分よりも5分

5分よりも15分…

といったように1つの動画を長く見れば見るほど、AIはその動画に関連する動画をおすすめに表示させます。

逆に「いいね」は手軽にできるアクションなので、「いいね」は「視聴時間」ほどは好感度が高いと判断されないと「言われています」。「言われている」という曖昧な表現になるのは、アルゴリズムの仕組みは公式には公開されていないため、あくまで傾向として捉えるしかないためです。Googleの公式ページでもアルゴリズムに関しては曖昧な表現で書かれているのがわかります。
(参照元:YouTubeヘルプ

Q:平均視聴率と平均視聴時間では、どちらの方が重要ですか?

「YouTube の見つけやすさのシステムでは、絶対的な総再生時間と相対的な総再生時間を指標として、視聴者のエンゲージメントを判断しています。……大まかに言うと、短い動画では相対的な総再生時間が重要で、長い動画では絶対的な総再生時間が重要です。」

あなたが起こしたアクションによって、AIはあなたがなにに興味があるかを判断しておすすめに載せる投稿を決めています。

私たちの日常やビジネスにどう役立つ?

SNSをあまり触らない方でも、この「エンゲージメント」の視点を持つと、世の中の見え方が少し変わります。

情報の取捨選択:

ネットニュースを見る際、単に「アクセス数が多いもの」よりも、「多くの人が真剣に議論しているもの(エンゲージメントが高いもの)」の方が、より深い真実に迫っていることがあります。

人間関係のヒント:

「たくさんの知り合い(フォロワー)」を持つことよりも、「困ったときに親身に反応してくれる数人の友人」を大切にする。これこそが、SNS時代の本質的な人間関係のあり方(リアルなエンゲージメント)とも言えます。

ビジネスでのヒント:

あなたがSNSに投稿したものがユーザーにどのように反応をもらえるかを考えて設計するとお客様の問い合わせにつながる可能性がより高くなります。

・あなたの投稿を「保存」してもらうために、手軽にできるチェック方法を投稿する。

・「視聴時間」を獲得するために、講義形式で詳しく解説する。

・知り合いや友達に紹介「シェア」をしてもらうために、紹介クーポンをつける。

まとめ

様々なエンゲージメントの獲得の仕方があるため、SNS運用に合わせた投稿として、お客様が「保存したくなる情報」や「じっくり見たくなる解説」を丁寧に積み重ねていくことで、貴社への親近感や信頼が深まり、結果として「相談をするならここだ」と思い出していただける機会が自然と増えていきます。

AIの精度が向上した今、小手先のテクニックではなく、真面目に良い仕事を発信し続ける会社こそが、正当に評価され、届けるべき人に情報が届く時代です。

SNSの仕組みを知り、AIを味方につけることで、これからも地域で選ばれ続ける一社を目指していきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

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