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価格競争にならない仕事、比べられない仕事とは?

 
Writter:山口 裕介
2018.08.27

情報は比較されてあたりまえ

インターネットとスマートフォンの普及で、今では簡単に情報を調べることができるようになりました。

多くの人にとって、「検索」という行為が、欠かせない日常的な一部となっています。

インターネットで情報を調べる際の便利さは、「検索」と「比較」にあります。
手元のスマートフォンで、たくさんの情報を調べることができる、そしてそれらを比較することが、簡単にできるのです。

逆に言えば、物を売る側、サービスを提供する側としては、比較される前提で情報を発信しないといけません。

うちの商品は他にはないから・・・という経営者もいますが、情報を探している人から見て他にはないと思えるだけの情報が提供できているか?と言えば、残念ながらわかってくれるだろうと自己満足で終わっているケースも少なくありません。

事実、他にはない商品だとしても、ユーザーから見れば大きな枠でとらえると、同じものに見えてしまうわけです。

選ぶ基準は?

では、あなたは、商品を買うとき、またはサービスを受けるときは何を基準に選んでいますか?

デザイン?色?納期?耐久性?
最もわかりやすいのは価格ではないでしょうか。
「自分の中で、ほぼ同じと定義したもの」同士での価格比較。

ただ、ユーザーから見たこのわかりやすさという土壌、つまり価格で他と差別化をしようとすると、企業側としては利益の圧迫につながります。
少し我慢すれば、最も簡単に差別化できてしまうので、思わずやってしまいがちですが、同業他社と続けていくうちに、必ず疲弊につながります。

この疲弊は会社から従業員に伝播(でんぱ)し、この商品が提供できなくなってしまうと、ゆくゆくはユーザーにも迷惑をかけてしまう安易な行為でもあります。

一方で、「自分の中で、ほぼ同じと定義できるものが他にない」という状況になれば、価格ではない基準で選ばざるを得ません。
唯一無二の特別な存在。

それを作るのは、商品やサービスそのものだけでなく、それが生まれた経緯やエピソード、それらを生み出す人たち、それを手にした人が得られる特別な満足感など、様々な要素が絡んできます。

これらを総合して「価値」とすると、企業が行う努力としては価格を下げることではなく価値を高めていくことではないでしょうか。

例えば、特別な人からプレゼントされて、あなたが今使っているお気に入りの道具、愛着のある道具はありませんか?

その道具がなくなったからといって、新しいものを買ってきても今ほどの愛着は持てないのではないでしょうか。
それは、特別な人からプレゼントされたというエピソードがその道具の価値を高めているからです。

まさに、プライスレス。

あなたから買いたい!これじゃないと嫌だ!と思ってもらえるユーザーとの関係をコツコツと積み重ね、他と比較しても、「ユーザーが求めるものが他にはない特別な状態」を作り出すことができれば、価格競争にならない仕事の出来上がりです。

実際にユーザーの検索心理を見てみると、価格だけで選んでいないことがわかりますので、こちらの記事もご覧ください。

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