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コーポレートサイトでは集客できない!?

 
Writter:山口 裕介
2018.09.26

Webマーケティングの歴史

1996年に日本でヤフーがサービスを開始するとともにバナー広告が始まり、翌1997年にインターネットのショッピングモールである楽天市場がスタートしました。

私が大学に入学したころで、この当時、スマートフォンはもちろん、iモードでさえもサービスが始まっていない時代です。

当時はパソコンを持っている人の方が少なく、ホームページを持っている企業も大手を中心にごく一部という状況でした。

日本においては、2000年に世帯普及率34.0%だったインターネットが、2001年にヤフーのADSL参入により「Yahoo!BB」サービスがスタートし、2001年には一気に60.5%に増えました。

そして、翌2002年には81.4%となり、ほとんどの方がインターネットをできる環境になっていきました。

同じタイミングで、2002年にリスティング広告のサービスがスタートし、インターネットは成長期に入っていきます。

この頃からホームページを作り始める中小企業も多くなってきますが、まだまだ会社案内程度のホームページが主流だったのではないでしょうか。

そのような中、ホームページを多くの人に見てもらう解決策として、検索サイトで上位表示させる、検索エンジン最適化、すなわちSEOという概念も普及していきます。

そして、2005年を過ぎたあたりから、インターネットは成熟期に入り、YouTubeなどのサービスが始まり、中小企業のホームページも集客、売上アップ、利益拡大などに活用されるケースが増えてきました。

Webマーケティングの現在

2014年ごろから、「オウンドメディア」「コンテンツマーケティング」という考え方が広がっていきますが、中小企業においてWebマーケティングの一環としてオウンドメディアが使われているケースはほとんどありません。

現在のホームページの活用状況としては、まだまだ自社のコーポレートサイト(=会社案内やサービス紹介がメインのサイト)もしくはLP(ランディングページ)を活用したWebマーケティングが主流です。

しかし、コーポレートサイトやLPでの集客の場合、基本的に多数のアクセスを集めるためには、リスティング広告などに頼らざるを得ない現状があります。

そして、もう一つの大きな問題点としては、企業や商品ありきの宣伝になってしまうため、最近の「売り込まれる事を敬遠するユーザー」の増加傾向と逆行する流れです。

ユーザーが欲しい情報は、何?

自分の行動と置き換えてみた場合はいかがでしょうか?

あなたが洋服を買うとき、好きなブランドや洋服がある場合はそのお店に行くなりホームページを調べると思いますが、そうでなければウィンドウショッピングやファッション情報誌を買うのではないでしょうか。

お気に入りのブランドがない状態で、まずは洋服メーカーの会社案内を取り寄せたり株価を確認したり、メーカーの歴史を紐解いたりはしないと思います。

つまり、ファンになる前はその会社に興味があるわけではなく、純粋に洋服を探している状態です。
この段階におけるユーザー心理としては、お気に入りの洋服が見つかるか?なので、いきなり会社の事を紹介されても響きません。

しかし、コーポレートサイトで集客するということは、まだユーザーにとっては興味のない会社案内や、スタッフ紹介、いいところばかり書かれた商品紹介を見せられることになってしまいます。

売込みではなく、まずは、ユーザーに興味がある情報を届ける。それがオウンドメディアの役割です。

「オウンドメディア」や「コンテンツマーケティング」の本質としては、集客ではなくファン化だと考えています。

一見遠いように感じますが、「好きなブランドや洋服がある場合はそのお店に行く」というファンをたくさん作ることが、これからの中小企業が行うべきWebマーケティングとして必要な戦略でないでしょうか。

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