
新型コロナウイルスによる急速な世の中の変化
コロナ過において、皆様の生活や仕事はどのように変化しているでしょうか。
マスク着用が当たり前となり、3密を避けるためソーシャルディスタンスを心がけ、店舗に設置された透明のビニールシートにも慣れてきました。
仕事においては、Web会議の機会が格段に増えました。
これまで一部の方しか使っていなかったWeb会議が多くのビジネス現場で使われ始めたように、コロナの影響でこれまで限定的な利用にとどまっていた様々な技術、ツール利用が増えてきました。
その一つがVR(Virtual Reality)ではないでしょうか。
VRとは、バーチャルリアリティ=仮想現実と訳されるように、現実ではないものの、実体験に近い体験が得られる技術です。
これまでのVR活用
これまでのVR活用としては、PlayStation VRに代表されるようにゲームやブランディングのための企業の特設サイトなどエンタメ要素が強いものが主流でした。
ちなみに、VR SQUAREというサイトではソフトバンクホークスチャンネルも配信され、野球の試合もVR観戦できるようになっています。
コロナ過において、相性のよいVRコンテンツ
VRの技術も進歩し、かなりリアルな映像になっていますが、やはり現実の方が当然ながら多くの情報を得ることができます。
そのため、これまでは足を運べば事足りるコンテンツはなかなかVRが普及しない状況でした。
しかし、コロナ過において足を運ぶことがリスクであり、不要不急とまで言えないものについて、なるべく現実に近い感覚で立体的に体験したいというコンテンツは非常に親和性が高くVR化が進んでいます。
リクトでは住宅業界のクライアント様が多いため、住宅業界におけるVRニーズを実感しています。
テレワークの普及もあり、自宅でのPCやネット回線の環境、ITツールへのリテラシー向上もともない、新築住宅等の購入検討者が、第一ステップとしてVRで物件見学をしたいというニーズが高まっているようです。
これをうけてハウスメーカーをはじめ、地場のビルダーも実際のモデルハウスやCADソフトで作ったパースをVR化して公開するケースが増えてきました。
3D撮影用のカメラを使うことで、下記のように実棟を3D化することができ、VRゴーグルなしでもコンテンツを楽しむことができます。
VRでも楽しめるおうち遊園地というサイトも話題になったように、これからはますますVRの世界が身近になっていきそうです。
VR用の撮影なども行っておりますので、VRを活用した非対面での集客などにご興味がある方はお気軽にご相談ください。