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ホーム » コラム » 悩めるWeb担当者に知ってほしいアイデアや知識 » ホームページ制作のスケジュール進行を解説【テンプレートPDF:スケジュール表とチェックリスト】
目次
ホームページ制作を依頼する時、いつまでに終わらせてもらうのかなど、はっきりした目安を立てたくてもどのように立てたらいいのか分からない人が多いのではないでしょうか。
ホームページ制作はまずスケジュール表を作ることが必要になります。そのスケジュール表をどのように使っていくのかと言うと、下記の通りです。
このように相談をし、その上でスケジュール表を用いて流れを決めていきます。
ホームページ制作には、平均で3~4ヶ月ほどの期間が必要な場合がほとんどです。サイトの「ページ数」によってかかる期間は大きく変わります。一般的には、依頼準備から発注までに2~3週間、残りが実際の作業期間と言われています。また、15~30ページ程度の規模のコーポレートサイトを構築する場合は、3~4ヶ月が目安です。
細部にこだわりたい場合や要件が複雑である場合は、より長い期間が必要となることもあります。
今回はホームページ制作のスケジュール表の書き方や流れ、またポイントなどご紹介しますので、是非最後までご覧下さい。
ホームページ制作の依頼が来ると、必要になってくるのが依頼に合わせたスケジュール表です。
スケジュール表を作るのはなぜかと言うと、次のような目的があるからです。
まずはホームページ制作の流れについて確認してみましょう。
まずはホームページ制作に関して日程などをはっきりさせるためにも、ホームページ制作のスケジュール表をしっかり立てることが必要です。
ホームページは階層構造のように作られています。
その構造に沿って1つ1つ上から作りこんでいくのです。それぞれの流れを理解して、スケジュール表の作成に反映させましょう。
まずはサイトの構造を決め、ページごとにどのようなページを作っていくのか、レイアウトに関しても話し合いをします。ここで共通認識を持っていないと、ホームページを作る際にどこまで作業が進んでいるのか、誰がどの作業をしているのかが分からなくなりますよね。
「サイトの認知度をあげたい」という目的があるのであれば、目標にそってどのようにしたらサイトの認知度があがるのかを考えていくことができます。
また、目標も一つ大事な要素ではないでしょうか。
ゴールが決まっていると逆算して、どの作業を誰がどのように進めていくのかなど、ゴールに向けて作業内容を理解することになるでしょう。
この時にターゲットも決める必要があります。
このようにできるだけ細かく設定をすることで、共通認識を持つことができてイメージが浮かびやすくなり、ホームページを作りやすくなります。
ここからホームページのデザインを具体化していきましょう。デザインはサイト設計を決めた上で考えます。
ホームページのデザインはホームページのイメージを決めるといっても過言ではありません。そのため、クライアントの要望をしっかり聞き入れて作ることが大切になってきます。
サイトの制作期間を定めるのはとても重要なことです。
期間を決めていないと作業もダラダラとしてしまい、いつまでたっても終えることができないという状態になることもあります。
ホームページは階層構造のため順番に作業を進めていくことになり、前任する人の作業が終わらなければ次の作業に入れません。
このように期間を決めないというのはホームページがいつ作られるのか、また次の人にとって、いつから作業をすることができるのかわからない状態になります。
ここから更に深い段階を作りこんでいきます。
しっかりとコンテンツの内容を話し合い、また他社のホームページをみて差別化をはかるなど細かい作業になります。
このコンテンツではホームページ運営でとても大事になる「SEO対策」もしていきましょう。SEOとは「検索エンジン最適化」というもので、実際にホームページに訪れた人がどのようなキーワードを探しているのかなど、ホームページ運営には重要な項目となります。
他にも必要な点や取り入れてほしいコンテンツがないか、しっかりと聞いて作りこんでいきます。
いよいよサイトの公開です。そこで、最後に必要な作業があります。
「サーバー契約」と「ドメイン取得」、そして「ファイルのアップロード」です。
●サーバー契約サーバー契約はインターネットでホームページを公開するのに必ず必要になるため、レンタルサーバーを契約して使用します。
自社でサーバーを用意することができる場合はレンタルサーバーは不要ですが、一般的にはレンタルサーバーを提供するサービスを利用することが圧倒的に多いです。
●ドメイン取得ドメインもインターネットでホームページを公開するうえで必ず必要です。
ドメインはインターネット上で「住所」のようなものです。そのため、「独自ドメイン」を契約することがポイントとなります。
●ファイルのアップロードこれが、ホームページ公開の最後の手続きとなります。
契約先のサーバーを利用し画像やHTMLなどのファイルをアップロードしましょう。これでホームページがインターネット上に掲載され、誰でもホームページを見ることができるようになりました。
ここからは、ホームページ制作をする上で大事となるスケジュール表についてお話しします。
スケジュール表を決めるのは大変重要なことです。今後ホームページを制作する上で必要な物であり、スケジュール表を元に作業を進めていきます。
そのため、内容をできるだけ細かく書いていく必要があるのです。
制作は大きく分けると、上記の作業工程があります。
それぞれ担当者がいて、多くの人が関わっていることがわかってくるでしょう。その人たちにどのように作業を進めてもらうか、そこまで考えなければズレが生じてしまい、スケジュールにズレが生じる結果となります。
まずはどのような作業があるかを洗いだしましょう。そして分担する時に、担当者に話を聞きながら決めていくことになります。
それぞれの作業内容を、細部まで割り振っていくのです。
ホームページ制作の納期を元に、そこから逆算してどうしたらホームページ制作が間に合うかを考えてみてください。
スケジュール表をどのように組み立てたらいいのか、少しずつわかってきたでしょうか。
担当者とやりとりをしながら、目的や目標を決めた上でホームページを作ります。スケジュール表によって制作を進めるため、とても大切な作業です。
スケジュール表はしっかり時間をかけてでも、丁寧に作る必要があることを覚えておいた方が良いでしょう。
とてもわかりやすいスケジュール表を使っても、やはり問題点があるものです。
その問題点をどのように回避していくのか、注意点についてご紹介します。
細かくスケジュール表を書いても一人ずつの進み具合が分からず、そのままスケジュール管理ができないということがあります。
これは誰でも起こりうることでしょう。
その問題を回避するにはメンバー一人一人とコミュニケーションを取り、その都度確認していく必要があるのです。1人が遅れてしまったことで全てがストップしてしまい、最悪な結果として納期に間に合わなくなることもあります。
そうならないよう、コミュニケーションをとる場として定期的にミーティングを開いて、作業進捗について話し合うことができれば問題は起こりにくくなると思います。
やはり人と人のコミュニケーションは大切です。
ミーティングなどでうまく調整をして、スケジュール表通りに進めるようにしましょう。
スケジュール表を作るときに日程を設定できていなかった、ということがあります。
大まかにできていたとしても、個人ごとの期日を作らなければ皆が同じペースで仕事をすることは難しいですよね。
どの内容を誰がいつまでに行うのか、分からない人がいないようにしっかりとスケジュール表で個人の期日を決めていきましょう。
一人一人も、その方がやりやすいのではないでしょうか。スケジュール表を作ってもらったら、その部署ごとに個人のスケジュール表を作るのもまた必要なことかもしれません。
ホームページ制作のスケジュール表を作るときにどのように作っているのか、実はこのスケジュール表自体に無理があることがあります。
一人一人の作業はわかっていても、とてもじゃないけどその期日までに終わらない。また、できるかもしれないけど余裕がないために、あたふたする場合もあるかもしれません。
そうすると、いい仕事ができないのではないでしょうか。
そのことを避けるため、やはりゆとりをもって作業を行えるようにする事も想定した内容にする方が良いでしょう。
どんなに注意をして問題がないように作ったホームページ制作のスケジュール表であっても、やはりどこかで問題が起こり、予定通りにいかないこともあると思います。
それをできるだけ減らし、予定通りに終わらせて余裕をもって納品できるようにするにはどうしたらいいのか、そのコツをご紹介します。
一斉に作業を始めてそのままにしておくのではなく、今どのぐらい進んでいるのか、誰がどの作業をしているのかなど現状を知ることで問題を回避できることが多いです。
困っている人がいればそこに手を差し伸べ、他の作業との兼ね合いをすることも大事ですよね。
今何に困っているのか、何が起きているのかの問題点を全て洗い出しましょう。その上で話し合い、解決策を考えるのがコツです。
ここまでお伝えしたように、どうしても問題はでてくるものです。その時に、どのように対応できるかが大事なコツになります。
スケジュール表を作ったが、どうしても上手くいかないところが出てきてしまった。
そのような時、思い切ってスケジュール表を再設定するのがいいかと思います。そのままずるずると進んでしまうと問題が大きくなることもあるでしょう。
できるだけ問題が起きないように気をつけて、更にどうにもならなそうであれば、スケジュール表の再設定をしてみてみる。
この2つがコツとなります。
スケジュールを管理する上でどのようなツールを使うかを選ぶこともまたやりやすさにつながるのではないかと思います。
ここでは、スケジュール表管理におすすめな3つのツールをご紹介します。
ホームページ制作のスケジュール表を作るにあたって定番となるのが、「Excel」もしくは「Googleスプレッドシート」です。
どちらもカレンダーを一覧でみることができ、仕事内容、担当者、日程、進み具合も合わせてみることができます。
Googleスプレッドシートの場合はインターネットを使って編集や進み具合を共有しやすいため、Excelより使いやすいかもしれません。
どちらを使ってもほとんど同じように使えるため、環境に合わせて選んで大丈夫です。
「Jooto」はプロジェクトや仕事内容などを管理することができるツールです。
簡単な操作でつかいやすく、デザインもシンプルで見やすいため使いやすくなっています。特徴としては、ダッシュボード1つで進み具合や分担を見ることができることです。
「backlog」は元々、ソフトウェアの開発やWebサイト制作のスケジュール管理ツールです。様々な業種で、タスク・プロジェクト管理に使われており、チームの作業進捗を確認しやすいことが特徴です。
他にもスケジュール管理に効果的な機能として「お知らせ」や「カスタム属性」などが使えます。一人一人が主体となり作業ができるため、とても分かりやすいツールです。
「EnkinGT」は、タスク管理と工数管理を組み合わせたツールです。
月額8,500円で利用でき、なおかつユーザー無制限で利用できます。
カンバンボード、ガントチャート、日報管理など、プロジェクト運営を効率化する機能が豊富に備わっていることが特徴です。特に、詳細な工数管理やプロジェクトの進捗管理が可能で、リモートワークにも最適なツールです。
AI自動翻訳機能も搭載されており、グローバルチームでも活用しやすい設計になっています。
ホームページ制作のスケジュール表に関する情報や、おすすめツールをご紹介いたしました。便利なツールがあるので、うまく使ってホームページ制作のスケジュール表を作ると良いでしょう。
ホームページ制作のスケジュール表はあくまで一つの指針です。
それがうまくいく時と行かない時、また余裕をもって作っているかどうかなど、様々な点に気をつけることで作業をうまく進めることができるようになります。
ホームページ制作のスケジュール表を作って、うまく作業を進めていきましょう。
株式会社リクトでは下記のスケジュールとチェックリストを使ってホームページ制作を進めています。
ダウンロード:ホームページ制作スケジュールとチェックリストのPDF
弊社では案件ごとにcsvにてタスクツールにインポートして、ガンチャートにして管理をしています。
ご自由にダウンロードをして参考にされてください。
実際にはホームページの構成やページ数などによって変化はしますのでたたき台として参考になればと思います。
株式会社リクトの実際のホームページ制作の流れも合わせてお読みください。
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