サイト制作サービス
運用サービス
代行サービス
CRM/SFA導入サービス
補助金・助成金の活用
福岡県福岡市中央区大名1丁目9-27第一西部ビル306TEL 092-791-2108
ホーム » コラム » SEO対策 » ホームページのドメインの変更時にやることと注意したい点
目次
企業のホームページにおけるドメイン変更は慎重に計画を立て、しっかり準備をすることが大切です。
ドメイン変更の理由はさまざまですが、最も多いのは会社名やサービス名の変更です。
これは会社側の都合で行われることが多く、これまでユーザーに慣れ親しまれてきた会社名やサービス名が変わることで、「ホームページがどこにあるかわからなくなった」といった混乱を招く可能性があります。
ドメイン変更は、まるで引っ越しのようなものです。新しい場所に移るためには、事前に計画を立てて、準備をしっかり行う必要があります。
どのように引き継ぐかを考慮することが重要です。
ドメイン変更後には、検索エンジンの評価が下がるリスクがあるため、リダイレクト設定やGoogleサーチコンソールの設定変更を適切に行い、SEOの影響を最小限に抑えることが必要です。
参考:Google Search Console ヘルプ「サイト移転について」
ホームページのドメインを変更する際、新しいサーバーを用意することをおすすめします。
「ドメインを付け替えるだけなら、今のサーバーの設定を変えるだけでもいいのでは?」と思われるかもしれません。
確かに技術的には可能ですが、既存サイトへのアクセスが途絶えてしまうリスクや、最も重要な「301リダイレクト」を確実に機能させるために、現在のサーバーを残しておく必要があるからです。
新しいサーバーで新ドメインのサイトを事前に構築し、旧サーバーは旧ドメインからのアクセスを新ドメインへ自動的に転送するための「301リダイレクト」専用として残す、というのが最も安全で確実な方法です。
これにより、ユーザーの利便性を損なうことなく、検索エンジンからの評価もスムーズに引き継ぐことができます。
ドメイン変更を実施する前に、いくつかの重要な準備を確認することが欠かせません。
まず、301リダイレクトの設定準備です。
これを行うことで、旧URLから新URLへ恒久的に転送され、これまで築き上げてきたSEO評価を新しいサイトにスムーズに引き継ぐことができます。
ページのURL構造(パスなど)が替わる場合は、旧URLから新URLに対応したリダイレクトリストを丁寧に作成しましょう。
ドメイン名以外(パスなど)が全く変わらない場合は、個別のリストを作成しなくても、一括でリダイレクトを設定することが可能です。
どちらのケースでも、リダイレクト設定は最低でも180日間は維持してください。
これにより、検索エンジンが新しいURLを認識し、ユーザーもスムーズに新しいサイトへ移行できます。
ドメイン変更の際、Googleサーチコンソールでの適切な設定は、SEO評価の引き継ぎに不可欠です。
現在利用している旧ドメインのGoogleサーチコンソールから「アドレス変更ツール」を使い、新しいドメインへの変更をGoogleに正式に通知します。
この操作により、Googleは新しいドメインを認識し、旧サイトのSEO評価を新しいサイトに引き継いでくれる可能性が高まります。
新しいドメインも、Googleサーチコンソールに忘れずに登録してください。
そして、新サイトのサイトマップを送信することで、Googleが新しいURLを迅速にクロールし、早期にインデックスを完了させることができます。
旧ドメインのメールアドレスを今後も使い続けるのか、新しいドメインのメールアドレスに切り替えるのかを確認しましょう。
もし旧ドメインのメールアドレスを引き続き使用しない場合は、新しいドメインでのメールアドレス設定を行い、社員や取引先、関係者への周知を徹底することが重要です。
ドメイン変更は、ウェブサイトの引っ越しだけでは終わりません。
ホームページだけではなくメールの署名など、多岐にわたる場所で新しいURLへの更新が必要になります。
Googleビジネスプロフィールは、Google検索やGoogleマップで会社情報が表示される際に非常に重要です。
新しいドメインに更新することを忘れずに行いましょう。
これに加え、SNSや業界団体サイトやポータルサイト、提携企業のウェブサイトなど、オンライン上で会社情報を登録しているすべての場所のURLを最新のドメインに更新してください。
これにより、ユーザーが古い情報にアクセスするのを防ぎ、検索結果における情報の一貫性を保つことができます。
オンラインだけでなく、名刺やパンフレット、ちらし、会社案内など、すべての印刷物に記載された古いURLを新しいURLに更新することも忘れてはいけません。
これには発注や印刷のコスト、そして時間がかかるため、ドメイン変更を決定した段階で早期に計画を立て、在庫の消化なども考慮しながら計画的に取り組むことが重要です。
ドメイン変更後も、旧ドメインの契約を少なくとも1年間は継続することを強く推奨します。
これは、新ドメインへの移行を確実にサポートし、万が一の事態に備えるための重要なステップです。
旧ドメインを維持するメリットは以下の通りです。
旧URLへのアクセスを確実に新URLへ転送し、SEO評価の損失やユーザーの混乱を防ぎます。
解約したドメインが第三者に悪用され、会社のブランドイメージを損なうリスクを回避します。
旧ドメイン宛の重要なメールを確実に受信し続けられます。
費用はかかりますが、上記のリスクを考慮すれば、旧ドメインをしばらく維持することは賢明な投資と言えるでしょう。
やむを得ず旧ドメインを解約する際は、少なくとも1年間は維持することを検討した上で判断しましょう。
もし解約してしまうと、そのドメインが悪意のある第三者に取得・悪用され、会社の評判を損なう可能性があります。
これらのリスクを十分に考慮し、新ドメインへの移行が完全に完了したと確信できるまで、旧ドメインの解約は慎重に判断してください。
ドメイン変更は、あなたのビジネスにとって大きな影響を及ぼす重要な作業です。そのため、綿密な計画を立て、しっかりと準備を整えて進めることが成功の鍵となります。
特に、301リダイレクト設定、新サーバーへの移管、複雑なドメインやメールの設定には専門的な知識が必要となる場面が多くあります。
もしこれらの作業に不安を感じるようでしたら、無理せず専門家のアドバイスを受けることもぜひご検討ください。
株式会社リクトに相談することで、安心して移行作業を進めることができます。
ご連絡お待ちしています。
ホームページに関することならお気軽にご相談ください
資料請求
ホームページ制作の販促戦略資料と12のチェックリストホームページのパッと見てわかる27の改善ポイント
無料ダウンロードチェックリストと改善リストをチラ見せ!
ホームページ診断
毎月先着2社までは無料で診断。診断・分析し、効果的な運用をアドバイス
補助金を活用したホームページの制作や顧客管理システム(CRM)の導入などに対応しています。
メールでご相談
ホームページに関するご相談をメールフォームから送信いただけます
お電話でご相談
092-791-2108電話受付 10:00〜19:00 定休日 土日祝
お電話でもお気軽にご連絡ください
リクトの運営サイト