
まだまだ冷たい北風が吹きすさぶ1月の夜。
家路を急ぐ僕の目に飛び込んできたのは、深々と被った黒いキャップからはみでたロングヘアーが風になびく、とても印象的な人だった。
背中には四角くて大きなUber Eatsと書かれた緑色のバックパックが光る。
merchariのロゴが刻印された、コンパクトで小回りのききそうな赤いボディの自転車で通りすぎていく。
一心不乱に自転車のペダルを漕ぐ彼の両足の上下運動には、只者ならぬリズム感を感じる。
赤と緑を身にまとった彼は、静かな暗い夜に力強いと光りを放つ、夏のゲンジボタルのようだった。
Uber Eats(うーばーいーつ)とmerchari(めるちゃり)
Uber Eats(うーばーいーつ)は食事を運んでくれるサービス。
レンタルできる赤い自転車はmerchari(めるちゃり)。
この2つを駆使して街を颯爽と走る方を見かけました。
食事をしたいけど、外に出かける時間がない!
宅配サービスは、今いる場所に食事を届けてくれるという欲求を持つ方にうってつけのサービスですよね。
「宅配」ですぐに思いつくものはピザのデリバリー、ファミレス、出前サービス専門店などありますが、Uber Eatsという選択も!
サービスを利用するユーザの行動や心理を考えることは大事だよね。
ということで、Uber Eatsを利用するユーザーの行動を想像してみたいと思います。(利用する側で)
Uber Eatsを利用した場合の顧客心理の過程
1 潜在的な欲求
「ふう。仕事が忙しいー」
まだまだ欲求としては表にはでてきていない状態です。
このような最初の段階でユーザにアプローチしてもなかなかサービスを使ってくれるものではありません。
2 顕在化
「お腹すいた。でも会社(家)から外出してまで買いに行くのは、ちょっとめんどくさいなー。」
この例では完全に気分ですが、体調や天候により外に出ることがままらないこともあります。
お腹がグーグーとなるのは、「(怒りの感情の?)腹の虫」の仲間でしょうか。
彼らは一定のリズムで生命維持の危険性を促してくれます。
スマホにもアラームがありますが、同じ匂いを感じますね。
3 情報収集
「外にもでずに自分のもとまでもってきてくれる出前にしよう。ピザでしょ、どんぶりでしょ、ハンバーガーとかもあるね。」
「Uber Eats(うーばーいーつ)っていうおもしろそうなサービスがあるじゃないか。」
出前に決めたようです。何を食べるか情報を収集しています。
飽食の時代が生んだ贅沢な悩みですね。新しいものが好きそうなところが伝わってきます。
4 意思決定
「いろんな種類の食事があるのでUber Eatsでデリバリーを頼んでみよう」
アプリから頼むことに決めたようです。アプリをインストールして宅配してもらえる商品を注文します。
ここではアプリの登録の手軽さや、ユーザの好みにあった商品やサービスが魅力的に紹介されているとGoodです。
5 購入
「他の人も食べれるようにわけられそうなものをたのんでみたよ。」
一人で食べるのにちょっと気が引けたみたいですね。
周りの人とシェアして食べようという魂胆ですね。
6 共有
「美味しかった!面白かった!感想を知っている人に広めたい!」
自分の体験をブログやSNSといったオンライン場で紹介したり、実際にあった知人や友達に話し、口コミが発生します。
不特定多数の人が見ることができるオンラインは情報の拡散力が高く、たくさんの人に広がります。
今回一つの例として想像してみましたが、すでにUber Eatsを知っている人が空腹という生理的欲求が引き金になってサービスを利用する場合もあります。
新規なのかリピーターなのか、どういう状況や環境でサービスを利用しようとしているのか。といった、ユーザの立場に立つことで、様々な考えやイメージが膨らみ、ユーザーの気持ちを知ることでサービス満足度にもつながりますね。
まとめ
・ユーザ立場、利用環境や状況、心理を想像しよう
・Uber Eatsは出不精な私を室内に閉じ込めてくれる魔法のアプリ
それではまた。

私、ただ食べたかっただけなんですけどね、、、。
あとがきぎゃらりー
(写真をクリックすると、拡大表示されます。)
無事たこやきを届けてくれたY氏!
写真と弊社の質問責めにも笑顔で答えてくださってありがとうございました!
Uber Eats
Uber Eatsは黒のバッグもあるみたいですね。
500円の割引もありますよ♪
「eats-p72aj2」
たこやきも美味しかったですよ♪
たこやき七福神
812-0018
福岡市博多区住吉3-6-4
TEL092-408-4150