若者の視点を取り入れた採用情報発信で狙い通りの新卒雇用。

今回は、福岡県筑豊田川で鉄骨加工などの鋼構造物工事を営む「山口重工業株式会社」福岡事務所所長/山口和也さんへのインタビューとなります。リクトでは「山口重工業の採用特化型ホームページ」を制作させていただきました。

「新卒世代に向けた求人情報を発信したい」そのために改めた、ホームページ運営方針。

ホームページの新規導入前にはどんな悩みがありましたか？

山口様：求人はどうやったら集まるのかなってことからですね。

新卒の方に興味を持ってもらえるような内容にするには、どうしたらいいのかを悩みました。
以前、手探りのホームページは自社で作成していたのですが「クオリティーが高くないので露出はしないでおこう」というのが方針でした。ですが雇用のことも考えて、会社のことをもうちょっと公にしていこうと。

今の時代はみんなホームページ見ますからね。若者向けの求人情報を掲載したいという考えから、改めて新規導入しました。

リクトに制作依頼された理由を教えてください。

山口様：友人に「ホームページに詳しい人はいないか？」と尋ねたことがきっかけでした。

「リクトさんがやってるよ、大手の会社とかじゃなくて、中小規模でやってるよ」ってことを聞いて。うちみたいな中小企業向けだよ、みたいな感じで教えてもらったんですね。聞いていた通り、打ち合わせの際にすごく親身に話し合ってくれて。求人情報を手厚くしたホームページにするにはどうしたらいいのか、打ち出し方を詳しく教えてくれました。

それ以外にも、いろんな新しい情報を（リクトの）山口社長が教えてくれるんですよね。「この人いい人だな」と思ってですね。分からないことも問い合わせにすぐ答えてくれるんです。そのレスポンスの早さもいいなと思って。

求人・採用を目的とした取り組みで、新卒・中途採用の応募者が倍増。

求人を目的としたホームページ導入の手ごたえを教えてください。

山口様：実際、新卒の新入社員をかなり受け入れることができました。求人の問い合わせ自体は20名ぐらいかなと思います。

新卒はマイナビなどの求人サイトからホームページのリンクを掲載していますので、そちらから応募を受け付けていました。高卒の方も4人、全部で7人ですね。中途採用の方からも、ホームページを直接ご覧になられて問い合わせがありましたし、公開して2年間を経てとなりますが、満足できる結果です。

ホームページ自体の反響はいかがでしょうか？

山口様：求人が目的のホームページですが、顧客や取引先の方々からも反応がありますね。

［先輩社員の声］ページで掲載している内容についてなどをイジってくれることもあって、話のタネになっています。といっても、プロから見たら簡単なことしか書いてないので、昔からの取引先は面白半分っていうか、そんな感じで見てくれてますね。

あとは、顧客ターゲットじゃないのに、新規の顧客さんは拝見されているみたいです。最近は増えてきましたが、これまでホームページを手厚くするっていう感じは、この業界の中ではなかったんですよね。でも新しい考えで、時代に合ったやり方で新しく立ち上げた反響は確かにありました。

時代に合った情報発信をこれからも。「選ぶより選ばれる」方針で。

今後「ホームページをもっとこういう風に改善していきたい」というお考えがあればお聞かせください。

山口様：基本的には、1年間に1度のリニューアルを考えてます。そのタイミングで最新の情報とかあれば、また山口社長に教えてもらって、取り組んでいきたいなと思います。

リクトさんと主流というか、いい結果の出るページ構成はどんなものかっていったものを話ししながら、情報交換しながら、時代に合ったものを反映していくって感じですね。

最後に、採用特化型ホームページを新規導入して良かった点をお聞かせください。

山口様：若い人が見てくれるような内容にするため、ドローンなどを駆使した動画も取り込みましたし、ホームページ内で掲載されている人物も、できるだけ若い社員に出演してもらう方針にしました。

「教育を一からやっていこう、誰でも分かるような教育の仕方をやっていこう」といったテーマで、新卒の皆さんを選ぶより選ばれようと。まずそこからがスタートでしたね。その成果が数字に結びついている実感もありますし、働く意識の高い人に応募してもらった印象もあります。狙いどおりに来てもらったっていう感じです。