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今回は、九州の食品輸送、商品車輸送、自動車部品輸送、倉庫入出荷請負業、自動車分解整備事業を担う「株式会社ロジテム九州」の代表取締役社長 末永浩司さんへのインタビューです。リクトでは採用特設サイトの新設とコーポレートサイトのリニューアルを行っています。
採用特設サイトを制作されたきっかけは何ですか？ どんなお悩みがありましたか？
応募が来ない…すぐに辞めてしまう… 現場社員の慢性的な人材不足に課題感
現場で働く配送ドライバーと仕分けスタッフの人材不足です。
人手不足が深刻化している運送業界。当社も類に漏れず、ハローワークやインディードなどに求人広告を出していましたが、応募が集まらなかったり、採用まで漕ぎ着けてもすぐに辞めてしまったり、慢性的な人材不足が悩みのタネでした。
創業100年をスローガンに掲げる当社にとって、未来を担う若い世代の仲間は不可欠です。そのためにも、優秀な人材を確保すべく、配送ドライバーや仕分けスタッフをターゲットにした採用特設サイトを立ち上げようと考えました。
採用サイトを制作するにあたり、こだわったポイントは何ですか？
会社のリアルな姿をストレートに伝えたい ご家族に安心してもらえるコンテンツもプラス
当社は「人」が自慢の会社です。みんな明るくて温かみがあるので、社風もアットホームです。そんな会社のリアルな姿をストレートに伝えるために、できるだけ多く社員の写真や生の声を掲載しました。
また、本人はもちろん、ご家族にも安心してもらえるように、「ご家族の皆さまへ」というコンテンツを設けました。ほかにも「安全・社会貢献の取組み」など、運送業界のマイナスイメージを払拭することにも注力しました。
採用特設サイトを公開して、変化はありましたか？
ミスマッチ採用を防ぎ、定着率が20％以上アップ！
はい、ありました。
応募者の「数」が増えたこと、そして何より、「質」が上がったことです。その証として、離職率が40％から20％未満に減りました。
これは非常に大きな効果です。
当社の場合、退職した社員の補充として、常に求人を出し続けているような状態でしたから、採用担当者や周囲の社員にとっても、決していい影響はありませんでした。
また、求人広告を出して応募者が集まったとしても、当社が求める人材とかけ離れていたり、採用してもすぐに辞めてしまったら、手間やコストがかかるばかりで、あまり意味がありません。
採用特設サイト開設後は、ハローワークとインディードの求人情報欄にリンクを貼り、採用サイトへのアクセスを促しています。事前にサイトを見て、仕事の流れや職場環境を理解し、納得した人が応募してくるので、ミスマッチを防ぐことができ、社風に合った良い人材を採用できているんだと思いますね。
採用特設サイトを開設して良かったことは何ですか？
社員の質とエンゲージメントが向上
一番は、当社の社風に合った良い人材を採用できていることです。それに伴い、交通事故などのトラブルも減りました。会社に対する社員のエンゲージメントも高まっていると思います。
あとは、社員のモチベーションが上がっていること。とくにホームページに登場している社員はそもそも優秀ではありますが、ロジテム九州の看板を背負う社員として、姿勢を正すというか、いい意味でプレッシャーや責任を感じながら、仕事に取り組めていると思いますね。
コーポレートサイトをリニューアルしたきっかけは何ですか？
当社の魅力を社員にもアピールしたい
コーポレートサイトの第1のターゲットユーザーは、「採用」だと考えています。
これから入ってくる社員と今いる社員に向けて、当社で働くことに誇りが持てるように、家族に胸を張って自慢できるように、採用特設サイトとは異なる切り口で、会社の魅力をきちんとアピールしたかったんです。
今後は、新卒採用も強化していきたいと思っていますので、将来を見据えたコンテンツ構成になっています。
リクトに制作依頼を決めた理由と印象を教えてください。
採用系の実績が豊富な地場に根付いた会社
当社の社労士に相談したところ、リクトさんを紹介してもらいました。
リクトさんのホームページに掲載されている「制作実績」や「お客様の声」を見たら、九州を中心に地場の中小企業の実績が豊富で、採用系を得意としている印象を受けました。
東京の大手よりも、地場に根付いた制作会社にお願いしたいと思っていたので、リクトさんは理想的でしたね。実際、こちらの細かな要望にも柔軟に対応してくれました。山口社長をはじめ、制作スタッフさんも物腰がやわらかく温かい人柄で、相談しやすかったです。
──インタビューにご協力いただきまして、ありがとうございました。
